ヘチ・落とし込み釣りに使うミチイト、ハリス、ハリ、ガン玉など
どんな釣りも竿とリールだけで魚が釣れるわけでもありませんし、竿とリールが高価だったらいい釣果に恵まれるということも、ほとんどありません。
あなたがより多くの魚を釣りたい!だとか、もっと大物を釣りたい!などと真剣に考えているのでしたら、「どの場所で釣るか?・どのエサを使うか?・どんな仕掛けで釣るか?」に、こだわるとともに、今回説明するミチイト、ハリス、ハリ、ガン玉などの絶対必需品にこだわってみることをおすすめします。
竿やリールは劣悪なモノでなければ、それほど高価でなくても釣れます。
しかしながら、釣り場や魚の大きさやエサに応じたハリスやハリの選択を間違えたり、潮の流れを無視したサイズのガン玉を選んだばかりに、何だか釣れないということは、多々あることなのです。
だからと云って、高価なハリやハリスやミチイトを選ぶのとは、少し趣旨が違います。
高けりゃいい!と云う方もいますが、そうばかりとは限りません。
ヘチ・落とし込み釣りに使うミチイト
ヘチ・落とし込み釣りに使うミチイト=リールに巻くイトは、クロダイ専用のラインが販売されています。
私は釣り歴が長いために、これまでたいていのラインは使ってきました。
その結果、現在ではクロダイ専用のラインなどよりも、安価でも巻きグセが付きにくく視認性が優れたラインを現在は使っています。
私は夕方から2〜3時間の竿出しが多いため、ラインの色分けはほとんど意味がなく、昼間でも夜でも視認性が良いホワイトかレモン色を好んで使っています。
基本的にナイロンラインの3号を巻いていて、PEラインは15年ぐらい前からリールには巻かないようになりました。
PEラインは巻きグセが付きにくいという利点もありますが、私にとってはデメリットのほうが遥かに大きいので一切使わなくなりました。
エギングや船釣りなどではPEラインを必ずリールに巻きますが、ヘチ・落とし込み釣りでは巻かない理由は次の通りです。
・ イト先がヘナヘナでガイドを通すのが面倒この上ない。
・ ハリスと結ぶのもPEは面倒くさい。
・ 風にも雨にも弱く竿先に絡むし、妙なコブが出来てトラブルの原因となる。
・ Uガイドがついた落とし込み釣りの竿に長く使うと、ガイドがPEラインで削れて破損する。
・ 貝殻などに絡んで仕掛けを失う確率が高い。
・ 水深1〜3メートルで魚が釣れることがほとんどなので、感度の優位性はほぼない。
・ ナイロンと比べると高価。
とまあ、PEラインをリールに巻く理由が見当たらなくなりました。
但し、私の知人にはリールにPEラインを巻いて釣っている方も少なからずいます。
私が感じるほどのデメリットを感じていないのかもしれません。
ヘチ・落とし込み釣りで使うハリス
クロダイをヘチ・落とし込み釣りで狙う時に使うハリスは、釣りの本などにはフロロカーボンの1・5号から2・0号を使うのが基本とされています。
基本と云うのには必ず「例外」がいくつか存在するものです。
例えば夜釣りの場合は、スズキが出る釣り場では3・5号のフロロを使ったりします。
私の知人はカラス貝でオーバーハングの釣り場を釣るときはなんとフロロの6号をハリスに使ったりします。
私が常備しているブランドのハリスは、ジョイナー・ボスメントの1・5号、2・0号、2・5号です。
ジョイナー・ボスメント以外にも、ナイロンのハリスを使ったり、色々なブランドのフロロのハリスを使ったり、ダイソーのハリスを使ったりします。
結構高価なハリスも使ったりもします。
高価なハリスが釣果を保証するわけではありません。
それ以上に、ハリスはキズが入っていないかを確かめながら釣らないと、大物を逃してしまいます。
ヘチ・落とし込み釣りで使うハリ
私が釣り小物の中で最もコダワリを持つのが釣りバリです。
唯一魚に触れるツールが釣りバリだからです。
チヌバリも使いますが、丸セイゴ、メバルバリ、アブミバリ、伊勢尼、袖型、渓流バリ、チンタメバル…などと云うようなハリをいろいろなサイズを用意して、エサや狙うターゲットに合わせて使い分けます。
前打ちの時などは、キスやカレイ狙いの時は袖型の9号などをもよく使います。
モエビをエサにしたときは、メバルバリの10号ぐらいをよく使いますし、アオイソメなどの虫エサの時は丸セイゴの12号をよく使います。
自分がいろいろと試してみてから、ハリは使い分けるようにしましょう!
ヘチ・落とし込み釣りに使うオモリ(ガン玉)について
ヘチ釣りや落とし込み釣りでは、海中をエサがユラユラ…と落ちて行くのを演出するために、基本的にはB、2B、3Bのガン玉をよく使います。
しかし、深いタナを探るときや風が強く海が荒れている時などは、6Bのガン玉あるいはパチンコ玉ぐらいのルアー用のシンカーを使います。
大きさもさることながら、ハリスのどこに打つかで釣果が変わります。
ハリに直接ガン玉をかませることもありますし、カラス貝の時はハリに糸オモリを巻いたりします。
ガン玉は、YO-ZURIのガン玉が使い易いです。