穴釣り・脈釣りVSヘチ・落とし込み釣り

 

穴釣りは初心者に最適な釣り!みたいなことが釣りの本や雑誌やサイトに書かれていることが多いのですが、私は全く賛成できません。

 

「ベテランでも厄介な釣り」で、仕掛け作りとの戦いと云っても過言ではなく、とても初心者に薦められる釣り方ではないと思っています。

 

エサが付いた仕掛けを穴に落として、2〜3回連続して仕掛けが切れたりすると、それだけで気分がブルーになります。

 

 

揚げ句の果てに、魚が釣れたかと思ったらクサフグだったりすると、マジで笑えません。

 

しかも、テトラの上を渡るのは非常に危険を伴いますし、体力もいりますので、マジで3〜4時間しただけで、翌日は直立歩行ができないほどの筋肉痛に襲われます。

 

仕掛けを修復する手際の良さと、魚がいる穴を見つける勘の良さと、ケガをしないでテトラの上を移動する体力と根気が要求される高度な釣り方だと思います。

 

 

はっきり申しまして、夏場にカラス貝やカニでヘチ・落とし込み釣りで年なしのチヌを釣るよりも数倍の労力と根気と体力が要求されるシビアーな釣り方だと思います。

 

なので、穴釣りが初心者向きで簡単などと思ったことは一度もありませんし、初心者に薦めることもありません。

 

 

 

前打ちと脈釣りの境界線はあるのか?

 

6メートル以上の長い差使って、防波堤やテトラの先端から離れた場所を狙うのが通称「前打ち」と呼ばれる落とし込み釣りの釣り方です。

 

 

では、落とし込み釣りの竿で、防波堤周りの捨て石の穴を探るのは脈釣りで、前打ちではないのでしょうか?

 

カニやカラス貝をエサにクロダイを狙えば「前打ち」で、アオイソメなどでアイナメやムラソイを狙うのは「脈釣り」になるのでしょうか?

 

 

このような場所で、集中力を高めて穴の中を狙うのは穴釣りとは言えそうにありませんが、「前打ち」とも言えずに、やはり「脈釣り」になると思われます。

 

それはともかく、捨て石周りの穴の中を狙って良く釣れる魚を少し紹介します。

 

 

天ぷらやフリッターにすると抜群に美味しいギンポがよく釣れますが、ハリを飲まれますし、エイリアンのような顔つきをしていますので、たいていの方はハリが付いたままリリースします。

 

 

ベラやクジメなども常連さんです。

 

 

夜になりますと、メバルなどが混じるようになります。

 

防波堤の捨て石周りの脈釣りもすぐに根掛かりをしますので、仕掛け作りとの闘いみたいなところがあります。

 

ヘチ・落とし込み釣りの方が簡単だと思います!

 

私自身釣り歴が長いため、色々な釣り方をしてまいりましたが、穴釣りが簡単で初心者向きの釣り方なんて到底思えません。

 

 

地元の方でしたら、アコウが釣れる穴や大きなカサゴが釣れる穴などを経験則から知っているのかもしれませんが、私はたいして大きな魚を釣ったことがありません。

 

冗談抜きで、湾奥の足場の良いところで、夏にサンダル履きで大きなクロダイを釣ったり、春先や晩秋に70センチを超すようなシーバスをヘチ・落とし込み釣りで釣るほうが簡単ではないか?と真剣に思います。

 

ヘチ・落とし込み釣りの方が、穴釣りや脈釣りみたいに根掛かり多発で、仕掛け作りとの闘いもなく、簡単だと思います。

 

 

 

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