ヘチ・落とし込み釣りで使うフィッシュグリップはどんなタイプのモノが良いか?

フィッシュグリップの歴史は、案外浅いような気がします。

 

私はヘチ・落とし込み釣りを始めたのがかれこれ35年前になりますが、当時はそのような道具を使っている釣り人は見たことも聞いたこともありません。

 

 

釣れたクロダイやシーバスの顔を、タオルで押さえてハリを外すと云うのが常套手段でした。

 

 

ハリを飲み込んだ時は、フィッシングプライヤーなどで唇を挟んで、ラジオペンチなどで、ハリを外したりしていました。

 

クロダイは背びれに注意して、口の中に指を入れないようにすれば、そんなに痛い目には遭いません。

 

しかしながら、シーバスやキビレは危ないです!

 

 

 

シーバスとキビレには要注意!

 

 

シーバスとキビレは、共にエラの突端部分のところに鋭い棘があり、釣れた時に迂闊にここを触ると指や手のひらがザックリと切れます。

 

随分昔は、シーバスのエラはカミソリの様になっていて指が切れるなどと言われていましたが、昨今ではそんな間違いをいう方もいなくなりつつあります。

 

また、今でも時々やるのがシーバスのバス持ち

 

1匹ぐらいならともかく、数が釣れた時は、シーバスの細かい歯で親指の皮がズタズタに剥けます。

 

40センチ以下のセイゴならともかく、フッコやスズキクラスのシーバスは危険ですし、魚を弱らせないためにもフィッシュグリップを使ったほうが絶対におすすめです。

 

 

晩秋のメバル狙いの時に落とし込み釣りで釣れた73センチのシーバスですが、ハリを外すにも、リリースするにもフィッシュグリップは重宝します。

 

 

キビレはとにかく元気よく暴れまわる魚ですから、背びれやエラの鋭い棘のことを勘案すると、クロダイ以上にフィッシュグリップは使ったほうが良いです。

 

ヘチ・落とし込み釣りに最適なフィッシュグリップとは?

 

ヘチ・落とし込み釣りで釣れる魚はたくさんいます。

 

 

中には毒の棘を持っているような厄介なゴンズイハオコゼなども釣れます。

 

これらを掴むときは、柄の長さがある魚バサミなどが良いです。

 

 

 

私が長く使っているフィッシュグリップ

 

私が長く使っているフィッシュグリップはこの手のタイプです。

 

 

ヘチ・落とし込み釣りの宿命として歩き回らねばなりませんから、装備はなるべくコンパクトにしたいために、柄が短めのフィッシュグリップを使っています。

 

クロダイやキビレやシーバス、あるいはメバルやカサゴなどにも問題がありませんが、危険な魚であるゴンズイなどが釣れた時は柄が短いと掴むのが恐ろしいものです。

 

だからと云って柄が長いフィッシュグリップは、持ち歩きに不便です。

 

ウキ釣りや船からの釣りなどでは、色々な種類のフィッシュグリップを数個用意すればOKですが、歩き回るような釣りには不向きです。

 

というわけで、ヘチ・落とし込み釣りに限って言及すると、私が個人的におすすめするフィッシュグリップは限られてきます。

 

 

 

 

もう少し価格の高いモノでも構いませんが、私はこれぐらいの価格帯のフィッシュグリップが使い易いと思っています。

 

もっと、いろいろとご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。

 

フィッシュグリップいろいろ

 

私と異なる意見があって当然だと思っています。

 

前述しましたが、しょっちゅう買い替えるような釣具ではありませんから、多少値の張るモノを購入してもすぐに元が取れます。

 

 

 

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