イミテーションのエサでもクロダイやキビレは釣れるのか?
梅雨明けから盛夏にかけて本格的にクロダイを狙う時は、カラス貝、カニエサ、フジツボなのエサ取りと云われる他の魚が好んで食べないエサをメインに使います。
ところがカニエサですと、こちらの方たちも釣れてきます。
こちらはヒガンフグとも呼ばれるアカメフグですが、15センチから20センチぐらいのクサフグもカニエサをバリバリ・・と食べてしまいます。
というわけで、フグが多い場所では、カラス貝とフジツボがメインとなります。
カラス貝を採るのは、私はこちらを使っていましたが、あまりお勧めできません。
なぜならば、採った端から海底に落ちていく方が多いからで、もう一人の方にタモで下の方に落ちるのを受け止めてもらわないと効率が悪いからです。
こちらはタモを下に伸ばしておいて掬ったもので、これ単体では簡単に採れません。
特に波があるときは、絶望的に単体では取れないと思ってください。
本格的に長くカラス貝を採るのでしたら、最初からこちらのようなカラス貝を採るツールが絶対おすすめです。
こちらは下にネットが付いているので、波があるときも一人でカラス貝を採ることができます。
カラス貝やフジツボそっくりのイミテーションが売られています!
カラス貝も生き物ですし、フジツボも生き物ですから、釣りに行く前に採取するなり、釣具店で買うなりしないと行けません。
カラス貝もフジツボもあるところにはあるのですが、そこに採りに行くのが大変です。
そんな時にカラス貝やフジツボのイミテーションがあれば、簡単に竿出しができるのです。
私も最初にこちらを見たときは「こんな物で釣れるの?」と思いましたが、クロダイ釣りを教えた後輩がこちらを使って釣っているのを知ってビックリ。
で、実際にメロメロを使ってクロダイを使ってみると、ご覧のように釣れました。
さすがに本物にはかなわないだろう?と思っていましたが、案外そうでもないのです。
夏場に車の中に海水を汲んでカラス貝やフジツボを入れておいて、それらが死んだときの腐敗臭は二度とかぎたくないような臭いです。
クルマのトランクにメロメロを入れておくと、仕事帰りに釣り場に直行してクロダイ釣りを楽しむことができます。
パワークラブやパワーイソメでもクロダイは釣れます!
発売された当時は、このようなもので本当に魚が釣れるの?と思っていましたが、今ではある意味活きエサが苦手な方には常識的に使われているのがパワーイソメです。
私はアオイソメや岩イソメなどの虫エサが苦手ということはないので、滅多に使いませんが、おかっぱりから胴付き仕掛けでカワハギを狙う時は、生き餌よりもパワーイソメの方が使いやすい気がします。
もちろんですが、パワーイソメでクロダイやキビレが釣れることが実証済みです。
こちらも常温保存ができますので、車のトランクの中のタックルBOXに入れておけば、エサを買いに行かなくても釣りができます。
使ったことがない方から良く尋ねられるのが、こちらのパワークラブ。
日中も夜釣りでもクロダイやキビレが釣れます。
カサゴやタケノコメバルやシーバスもパワークラブで釣ったことがあります。
メロメロやパワーイソメやパワークラブを使ったことがない方は、是非ともお試しください。
クロダイ釣りは難しいといわれていますが、居場所を見つければ案外釣るのは難しい魚ではありません。